『グランド・イリュージョン』2014

イリュージョンとしての映画、奇術としての映画。 若きマジシャン、ダニエル・アトラスは派手なパフォーマンスで観客を魅了する腕利きであり、自信に満ち溢れていた。助手として使った観客の1人の女性を部屋に連れ込んで、ことに及ぼうとしている最中、一枚…

父親殺しの話

呪いを解くという話である。まだ幼く確かに弱者であった頃、自分の深いところに刻まれてなんとなく自分を縛っている記憶というか原体験みたいなもの。ここでは父親の話をするのでそうしておくけど、長じてからもそういう記憶は自分を縛っていて、たとえば怒…

赤壁の

ところまで三国演義見ているけど、好きなキャラは周瑜に魯粛にあと徐庶、ということで、これは孔明のせいで迷惑を被る人たちだということに気づいた。徐庶は逆に孔明に迷惑をかける人なんだけど(劉備に孔明を紹介してそのことで孔明に怒られる)メタ的に見…

走る

ということ。最近走ると次の日めっちゃ右膝が痛くなって困るんですけどー。5キロ走っただけでアウトなんですけどー。走らないとせっかく作った足がもったいないんですけどー。というわけで久しぶりに7キロくらい走ってきました(うち3キロくらいは山道)。台風…

片付け

部屋の片付けをちょっとやった。いらない本を段ボールに詰めてDVDを棚に並べただけだけど。よつばとはどうしようか、これも段ボールに詰めてしまおうか。よつばとを段ボールに詰めるの、なんらかの批評的行為っぽい。ダンボーだけに(説明が必要)。それにし…

『黄金時代』覚え書き/2

第10章 文法の円形刑務所 島の言語は多彩な接頭辞や接尾辞であふれ、語幹は単なる付属物に成り下がっていて用をなさない。そのまま消え去るのかもしれない。また、さまざまな格があり、また生まれつつあり、これらから「幽霊のようなリズム、表紙、テンショ…

『黄金時代』覚え書き/1

第7章 隠れた王 王は「選挙、議会、国民投票、世間話、ゴシップの中間に位置するような制度によって決ま」り、人々の間でうつろいゆく名前がちょうどよい均衡を持つようになった頃なんとなく決まる。王の言葉もまた人々の間、網目をうつろい、時にはざわめき…

酔う

ということ。まあ、酔っていたのである、ほんの2、3時間前まで。貰い物のdoburokuを飲んで美味しい地鶏を食べていい感じになっていた。そんでさっきまで寝ていた。わざわざこのようなエントリーを立てるということは、酔ってなにか素晴らしい着想、大悟など…

感想

の感想、という話。映画感想を書くときに、感想だけを書くのは実は簡単で、あれが良かった、これがダメだった、演出がどうのこうの、俳優が良かった、音楽が良かった、などなど描こうと思ったらいくらでもいける。脈絡とか考えないとさらに楽。思いつくまま…

国志について書かねばなるまい。最近はそればかりなのだから。長坂坡からの大逃亡劇、旧ドラマ版を見たら新ドラマ版を見たくなり、ついでにということでレッドクリフまで手をつけてしまう狂いっぷり。レッドクリフの頭の悪すぎる曹操はちょっとダメだよね。…

一応今日から

ブログを書くことにした。新年の抱負というやつだ。新年始まってもう10日あまりたってるがな。果たしていつまで続くのか。いや、続けるのだ。とりあえず映画感想とか書いていこうかと思うけど、まあ。あと、ネタ帳代わりとか、ネタを広げるためにも使ってい…